【photo11】RX100m3 くもり空での設定
目 次
1 まずは作例
2 ノーマルと比較
3 くもり空での設定
4 まとめ
1 まずは作例から
撮影コンディションはドンヨリとしたくもり空、見通しがあまりよくなく、PM2.5のような細かいチリが舞っている夕暮れ時。写真はすべてRX100m3 Aモード F11フィルター無で撮影。JPEG撮って出しで画像は無修正です。
2 ノーマルと比較
散歩中に偶然おいてあったミカンです。なぜこんなところに?プレミアムオートで撮影した画像がこちら
これを、ある設定をすることにより透明感を増すことができます。
3 くもり空での設定
作例の設定は ピクチャーエフェクト機能のトイカメラのクール です。このエフェクトはRX100m3、α7初代にも付いています。実は最近までトイカメラのエフェクトにカーソルを合わせ、左右に選択できることを知りませんでした。その中でも、このクールはくもり空のコンディションで威力を発揮します。全体的に透明感を与えるだけでなく、どんより雲そのものが模様のように鮮やかに写るのです。Fnキーに割り当てして使用すると便利です。
4 まとめ
くもり空の屋外で撮影する方法は、ホワイトバランスを操作したり、露出を変更したり、RAWで撮影し、家でジ~ックリと現像する方法をよく目にします。私も一生懸命に本を片手にやってみました。しかし、写真本来の壱写入魂のような、自分だけの瞬間を得た至福感が無いのです。たしかに、キレイです。キレイなんですが、今度はこうしよう、あーしよう。なんて写真を見ながら思う楽しみがそこにはありませんでした。プロのカメラマンは生活がかかっているので失敗は許されないでしょうし、ハイアマチュアの方は上位入賞の高い志があるやもしれません。しかし、ライトユーザーの私はその場で完結させたいのです。そのためには、今あるカメラの機能をフルに使い切ることを目指すのが私の目標です。 以上、参考になれば幸いです。