【radio2】ポータブルデジタルノードについての備忘録
ポータブルデジタルノードについて、無線仲間から質問を受けました。
「なんかヤエスがやりよる、なんちゃらのーどって ありゃなんか? あんた、若いけん、わかるやろたい?教えてはいよ。」
「いやー。私も始めたばかりなので」と前置きした上で説明をしましたがなかなか実態がつかめなさそう…。
それならばとYaesuさんの資料をHPからダウンロードし、一緒に見ながら説明してもなかなか伝わらない。このもどかしさは、思春期以来?(*´艸`*)
たしかに、ヤエスさんの資料がITスキルが小盛りな人向けではない。もちろん、無線技師なんでしょ!(-_-;)そのくらいわかりなさいよ的なものは、置いといて…。
そのわかりづらい理由は同じようなキーワードが交互に出てくるからではないでしょうか?○○モードと○○運用etc...
むしろQ&A方式に記述した方が理解が早いのでは?そこで作りました。
私と同じように混乱した方のために簡単にまとめます。(備忘録的に箇条書き)
- ポータブルデジタルノード(PDN)の運用の形は4つある。
- ノードモードとHRIモードに大別され、それぞれのモードに、ダイレクト運用とアクセスポイント運用がある。
- ノードモードはデジタル局のみ。HRIモードはデジタル、アナログ両局できる。
- ノードモードはscu-19接続ケーブルだけで良い。HRIモードはscu-19の他にCT-44、オーディオケーブルが必要。よってアナログなのかデジタルなのか悩むなら全部セットのscu-39を買えば安心
- ダイレクト運用時は電波は出ない。
- 4つの運用の形で唯一ノード役のFT2Dを操作できないのがHRIモードのアクセスポイント運用。この場合はトランシーバーが2つ必要。その他の運用の形はトランシーバー1台でOK
- FT2Dの右側面のゴムフタはネジ1本で取れるがACアダプター差込口のゴムフタは取れない。いずれ取れちゃいそう。
- ケーブルが硬く太いため、本体が引っ張られて不安定。車内での設置など保持のためにFT2Dの裏面クリップは必須かと。
- ACアダプター接続するならバッテリー外すほうが放熱される。が、重心が不安定なんだなぁ。
- アクセスポイント運用で長時間運用する時は放熱対策が必要
以上、おじさんたちの井戸端会議の議事録でした。
引き続き、過去記事のお知らせ。
↓ 以前、ポータブルデジタルノードの認証についてまとめた記事がこちら。